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庭にしゃがんで

私の愛読書に梶みゆき著の「バラの園を夢見て」という2冊の本があります。
そして同じく「オールドローズガーデン」という著書も大切な一冊です。

これらの本はバラを無農薬で育てている素人園芸、花狂いの人たちにとってのおそらくバイブルみたいな存在ではないかと思います。

その本の中で梶さんが「私は、庭の真ん中にしゃがんでいるのが大好きです」と書いておられます。

よつんばいになって草取りをしたり、小さな小さな植物の芽を観察するためにしゃがみ込んでそのままの姿勢でふと見上げると、立って眺めるのと全く違った光景に気づきます。

まだまだ地面が露わな時期ですが意外に緑が繁ってるところもあるし・・・ あんなところで薄紫の何お花が咲いてるの?
近づいてみるとツルニチニチソウの花だったりします。

これらはダッチアイリス。
丈の短い植物なので、この花の写真を撮るためには膝と肘を地面につけて構えなければなりません。

しゃがみ込むのにもお尻がバラに引っかかったり小さな芽を踏んづけたりの狭い庭です。

私は夫にすら通路から一歩でも踏み込むことを許していません。

先日山茶花の太い幹を剪定出来なくて仕方なく夫に頼んだら、案の定足下のムスカリを踏みつけてくれました。
   「あ~あ、気がつかないの?そこに芽が出てるのに」

「こんなところに植えるのが悪い」

こんなやりとりは日常茶飯事です。

それでも、どうしても夫の力を頼らなければ出来ない作業があるから仕方ありません。

この艶のある銅葉!
今年も出てきました。
銅葉色のつわぶきとでもいいましょうか~
正式には リグラリア ブリットマリー クロウフォード

つわぶきと同じ黄色い花が咲きます。
でも、花よりこれはカラーリーフの楽しさです!

数日前 オペラの事を考えていて意外な事に気づきました。
これはオペラ通の方はとっくにご存知であり園芸通の方にとっても常識なのかも知れないけれど、私の中では結びついていませんでした。

リチャードヴァーサルというオペラ歌手が「マクロプロス事件」というオペラに出演中に心臓麻痺で転落死亡と教えていただきました。

「マクロプロス事件」  ヤナーチェク作曲
              カレル・チャペック戯曲による

カレル・チャペックという名前はよく知っていました。

梶さんの本にも引用されています。
カレル・チャペック著 「園芸家12ヶ月」  12月の園芸家の章

  庭が雪の下に沈んでしまった今頃になって、急に園芸家は思い出す。たった一つ、忘れたことが  あったのを。それは庭を眺めることだ。

この件りが面白くて私は読む度に笑ってしまいます。
冬のバラの植え替えをしてたときは、この文章をいつも頭の中に思い描いていました。
私はそんなことのないように、しっかり花を楽しもう~

オペラ「マクロプロス事件」は難解で音楽の中でお芝居が延々と続いてるような、歌と言うよりセリフという感じの作品です。(映像持っていますが、いつも気がつくと終わってます)
長寿の秘薬で何百年も生きた女性がヒロイン?

チャペックの戯曲は喜劇らしいですが、ヤナーチェクのオペラは重苦しい悲劇ですよね。
(最後のシーンだけはしっかり覚えています)

チャペックは作家でもあったけれど、素晴らしい自然愛好家で園芸家でもあった。
う~ん・・・素晴らしい。

さらにもうひとつ「ロボット」という言葉を作った人だそうです。

ロボットと言ったら、私はロボットの三原則で有名な「われはロボット」のSF作家アイザック・アシモフは知っていました。

こうして、すこしずつぶつ切れの糸が繋がっていくのは嬉しいことです。


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ガジュマル

ダッチアイリス、素敵です!
これって、毎年出てくるのでしょうか?
ウチのアヤメはまだまだ葉が出たところで、咲くのが待ち遠しくなりました。
リグラリアもいいですね~。
つやつやの銅葉!

私も、庭でしゃがんでるの大好きです(笑)
by ガジュマル (2007-03-19 21:31) 

ななこ

ガジュマルさん

アイリスですから毎年出てきます~
うちでは2年目です。
アイリスって宿根と球根とありますね。
これは球根です。
by ななこ (2007-03-20 22:46) 

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