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母のこと

母の介護施設入所に当たって、妹と私は入所したら飲んでる薬を全部やめようと話してたくらいだ。
食後3度の複数の薬である。

いや、でもね・・・血液をサラサラにする薬は脳梗塞を再発させないために必要だよね。
排便に大きな問題を抱える母には便秘対策の薬はなくすわけにいかないな。
全部なくすのはいくら何でも無理か・・・

なんてのんきな話をしてたことだろう。


まず、入所にあたっての検査の結果 血糖値が高いから薬を処方しましょうと主治医から言われ、血糖値を下げる薬が加わった。
正常範囲の数値でないと入所できないのだそうな。

そして 入所1ヶ月たって、施設での検査の結果、血糖値が充分に下がっていないから薬を増やしましょうといわれ妹が驚いた。

妹からその話を聞き、私も「そんなに薬は要らない」と即座に思った。

妹がすぐにその旨、医師に話したが、医師の診断は絶対で個々の要望は受け入れていただけないことが判明した。


母は典型的なサルコペニアであり、それが認知症発症の大きな原因となっている。
そして、それをくい止めるために、或いは少しでも改善させるために努力するという段階はとっくに過ぎた。
家での介護も限界となり入所した。

暖かな施設で、人として生きる全ての営みを介護スタッフに委ね(排便すら自力で出来ない)、神が人生最後に与えてくれた認知症という贈り物を享受している母。
この頃の口癖は「もういい・・・」

私達は食べる時以外はベッドで寝ている母には、苦しむことなく、人生を緩やかにフェードアウトして欲しいと願っている。

こんな母に何故薬が要るの?

血糖値?
ずっと問題にされることなくここまできたのではないか?
高めで何が悪い?今更。
むしろ過剰投与による低血糖の方がずっと怖い。

他の薬だって、よくよく考えたらもう要らないよね。
脳梗塞は母の場合 ここまでくれば、苦痛のない一番楽な終わり方でしょう?
血圧は母の場合、低い方が辛いことが分かっている。

もういい。
もういい。
母も私達もそう言ってるのに、
どうして聞いていただけないの?


施設に入所した時点で私達のこのような願いが断ち切られてしまったことが悲しい。



スーパーで無料で配られてたチューリップ。
夫と私と1本ずつ並んでいただいてきた。

ご近所で職人さんが剪定に入ってて刈り取られたエリカの花。
勿体ない~っ 下さい~っていただいてきた。
s-20170208015.jpg

ずいぶん長く楽しませてもらっています。










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erena

何の疑いも持たない頑張ろうね から
頑張らなくていいのよに気付いて
そうしてあげたいと思うところまででも
本人も家族も身を削って考えぬいてることだと思います。
お母様はもちろん ななこさんのご姉妹もお身体大切になさってください。
赤と黄色のチューリップとエリカ
寄り添って素敵です(^^)
by erena (2017-02-21 01:40) 

ななこ

erenaさん
これだけはと思ってたことが、次々にできなくなるのは悲しいです。
救いはその場での会話は成り立ってるということです。
衰え方は人それぞれのようです。
介護に疲れ切っていた妹が母が入所したことによって精神的なゆとりができたことが嬉しいです。
在宅の頃より、ずっとゆっくり話ができているようです。
私も早く行かなきゃ。

by ななこ (2017-02-22 00:24) 

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